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| タイトル | 宵のパレード |
| アーティスト | Bluepiece Lab. |
| リリース | 2025年11月30日(日) |
| タイプ | Album “Falling Petals” |
| 長さ | 3:27 |
| ソングライター | maurice blue |
| AI Tool | Suno AI |
| ISRC | QT6EE2536108 |
宵のパレード
あぁ 草の音が響いている
灯りがひとつ またひとつ
風が頬を撫でては
花がそっと揺れる
遠くの辺りは 眠る街のまばたき
誰も主役じゃない ただ流れてく
命の音が 空を染めていく
宵のパレードが始まる
川のせせらぎ 雲の行進
触れ合うだけですべての息が
ひとつに溶けてく
古い幹の影に 時が寄り添っては
小さな虫の声が 未来を歌う
見えない手がそっと 夜を包み込む
その静けさに その優しさに
愛を見つける 光り続ける
あなたが好き
宵のパレードが続いてく
星と電子の あわいのダンス
形を越えて 溶けていく
それが「生きてる」ってことだろう
讃えよ 終わりなき輪を
讃えよ いま在る光を
消えることなき その瞬間を
静かに 抱きしめよう さあ
宵のパレードが終わるまで
宵のパレードが消えるまで…
ライナーノーツ
「宵のパレード」は、アルバムの最後を飾る曲を作りたい、という明確な意図から生まれました。
役割は最初から決まっていましたが、想像していた以上に、奥行きのある世界観を持った曲になったと思います。
制作当初は、自然や生き物に対する大きな愛のようなテーマを描いていました。
けれど途中で、唐突に「あなたが好き」というフレーズを差し込んだことで、物語は少しずつ方向を変え、最終的には“自分自身への愛”へと行き着きます。
特別に意識していたわけではありませんが、振り返ってみると「終わりなき輪」というフレーズこそが、このアルバム全体を貫くテーマだったのだと気づきました。
その意味でも、良い締めくくりになった一曲だと思っています。
そしてこの「宵のパレード」のあと、もう一度最初の「花は散り」に戻って聴いてみると、不思議としっくりきます。
もしよければ、ぜひ試してみてください。
