2026年の制作記録 #33 短編小説「未来の閃光」について

昨年リリースした「未来の閃光」をモチーフに、
短編小説を書きました。

https://note.com/embed/notes/n25736f8ad6bc

この曲を収録しているアルバム
Falling Petals は、
どの曲にも、
少し心の傷のような影の部分があります。

その中で「未来の閃光」は、
唯一ポジティブで、
エネルギーに満ちた一曲だと思っています。

だからこそ、
物語の作り方には少し悩みました。


曲自体は、
技術の進化を肯定的に受け止める内容です。

けれど同時に、
どれだけ進化しても、
人間そのものは変わらない。

そんな側面も持っています。

その“肯定”を、
どう物語として描くか。


今回は、
あえて神話のようなファンタジー世界を軸にしました。

別の星からやってくる存在。
この設定はよくあります。

けれど多くの場合、
彼らは侵略者として描かれる。

この物語では、
そうはしたくなかった。

高度な技術を持つ種族であっても、
彼らもまた悩み、迷い、恐れる。

未開の地へ向かうことは、
決して勇敢なだけの行為ではない。

失敗すれば、
命を落とすかもしれない。

それでも、
行かざるを得なかった。


主人公のミレイは、
その姿に自分を重ねていきます。

どれだけ技術が進歩しても、
最後に決めるのは自分の意志。

未知であればあるほど、

怖い。
迷う。
それでも踏み出す。

自分たちの知らないものを見るために。

それは、
これまでの人類の歴史そのものかもしれないし、

これから先の未来も、
きっと同じような物語の繰り返しなのだと思います。


そして、「未来の閃光」にはこんなフレーズがあります。

どれだけ知識が拓けても
私の悩みは まだ闇の中で独りぼっち
どれだけデータを出されても
進むべき道でさえ 決められないや…

知識が増えても、
データが揃っても、
最後の一歩は、誰も代わってくれない。

これはきっと、
誰しもが経験することだと思います。


現代では、AIが凄い勢いで普及しています。

仕事が奪われるのではないか。
人間の役割はどうなるのか。

不安に思う人も、少なくないはずです。

けれど。

どれだけ技術が進化しても、
どれだけ正確な予測が示されても、

「どうするか」を決める瞬間は、
結局、自分の中にある。

未知に向かうのは怖い。
それでも踏み出すかどうか。
そこに物語が生まれる。

進化とは、
技術の話ではなく、
決断の物語なのかもしれない。


📕 小説はこちら

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Bluepiece Lab.
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AIを使ったクリエイティブを行うプロジェクト。
音楽や小説を中心に、作品全体を「ひとつの物語」として構築することにこだわっています。
技術よりも感情、効率よりも余韻を大切に制作しています。

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