ラスト・メモリーズ

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MV & Lyrics

ラスト・メモリーズ 静かな午後の日が 白い天井を染めて 遠ざかる鼓動の中 ふいに君が浮かぶ 制服の袖越しに 触れた手のぬくもり 名前を呼ぶ声が 今も耳に残ってる あの頃は全てがそう 永遠だと思ってた すれ違う言葉に 泣いた夜もあったね 空の下 音が胸に響いて 一番大切だった 季節が今も 滲む視界の向こうで 微笑んでいる ありがとう さよなら またいつか Last Memories 夕立に濡れながら 駅まで走った日 傘を忘れたことさえ 嬉しかったんだ 手紙も写真もない けど心に残る 君と見た空だけが 今も青く続いてる
言えなかった「好きだよ」 胸に抱いたままで だけど それでよかった気もしてる 空の上 涙のような雨が 暖かい風と共に そっと過ぎ去り 終わりの向こうにある 新しい朝へ ありがとう さよなら またいつか Last Memories 覗いた手のひらに 深く刻まれた皺 その中に書き込まれた 最後の一節 どうせすぐに消えて なくなってしまうけれど それでいいんだ それでいいんだ Last Memories 心の声が聞こえる 「またどこかで会おうね」 そんな気がする 命が静かに今 光へ溶けても 君の笑み 忘れない またいつか Last Memories

この曲にまつわる短編小説

楽曲の世界観から生まれた短編を、電子書籍風のレイアウトでお読みいただけます。

1. 減っていく時間

白い天井は、もう何年も前から変わっていない気がした。
実際には何度か塗り替えられているのだろうが、少なくとも彼の記憶の中では、同じ白がずっと続いている。

午後の光が、カーテン越しに薄く広がっていた。
晴れているのか曇っているのか、その違いさえ曖昧だ。ただ、時間だけが静かに進んでいるのが分かる。
進んでいる、というより、減っていく、と言ったほうが正確かもしれない。

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Liner Notes

私はあまり思い出に浸るほうではありません。思い出というものは、ときに都合よく美化され、過去の引力が未来へ進む力を弱めてしまうこともあると感じているからです。

「ラスト・メモリーズ」は、そんな私があえて“思い出”と向き合ったとき、そこに浮かんだ物語を音にしました。

まだ起きていないはずの未来の情景。一度だけ思い出を探しに戻る瞬間があるのなら。そのときは、抗わずに浸ってもいいのではないか。そんな想像が、この曲の出発点でした。

結果として、どこか現実味の薄い、透き通るような美しさを帯びた音になったと思います。派手さはありません。けれど、繊細で、静かで、心の奥に触れるような一曲になりました。

この曲が、誰かにとっての“最後の思い出”ではなく、今を大切にするきっかけになれたなら。

— maurice blue
Producer / Bluepiece Lab.

Songs

花は散り
#1 花は散り
ブルー・カーペット
#2 ブルー・カーペット
ラスト・メモリーズ
#3 ラスト・メモリーズ
スターダスト
#4 スターダスト
日常のすきま
#5 日常のすきま
未来の閃光
#6 未来の閃光
雨ハ止マズ
#7 雨ハ止マズ
共感のリズム
#8 共感のリズム
イマーシブ・ワールド
#9 イマーシブ・ワールド
宵のパレード
#10 宵のパレード

Single

ラスト・メモリーズ Cover
ラスト・メモリーズ
Bluepiece Lab.
Label: Bluepiece Lab. Release: 2025.09.02
ISRC: QZZ7Q2529435
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Album

Falling Petals Cover
Falling Petals
Bluepiece Lab.
Label: Bluepiece Lab. Release: 2025.11.30 UPC: 199947971372
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